日本とタイ、どちらで両替すべきか。今日のレートで比べる
タイバーツは日本の空港・銀行で替えるか、タイに着いてから替えるか。受取額の差が生まれる仕組みと、今日の市内ベストレートでの受取額を自動計算。渡航前に決めるべき現金の持ち方。
- 1バーツの現金はタイ到着後に替える方が受取額が多い。日本の空港両替との差は1割前後で、方向が逆転することはまずない
- 2今日の市内ベストはマックス エクスチェンジ 本店の0.2141。10,000円が2,141 ฿になる
- 3空港では交通費と初日分だけ、まとまった額は市内の店で。円の額面は気にせず、紙幣の状態を整える
結論から言うと、タイバーツの現金はタイに着いてから替える方が受取額が多くなります。この差は日によって変わりますが、方向が逆転することはまずありません。理由と、今日のレートで見た受取額をまとめます。
差が生まれる仕組み
バーツは日本国内では流通量が少ない「マイナー通貨」です。日本の銀行や空港の両替店は在庫としてバーツを保有し、輸送と保管のコストを乗せて売ります。対してタイでは、バーツは自国通貨であり、円は主要な外貨として大量に持ち込まれます。両替店は円を仕入れて銀行に売る商売なので、薄い利幅で回せます。
この構造の差が、レートの差としてそのまま現れます。日本の空港両替店の公表レートで計算すると、タイの市内ベストレートより受取額が1割前後(公表レートの比較で約10〜12%)少ないのが通例です。
今日の市内ベストで替えると
タイ国内の民間両替店のうち、当サイトが取得している中で最もレートが良い店で10,000円を替えた場合の受取額です。
- 市内ベスト(マックス エクスチェンジ 本店): 2,141 ฿
- スワンナプーム空港の民間両替店(ハッピーリッチ エクスチェンジ): 2,050 ฿
- 銀行レート(参考): 2,092 ฿
日本側の受取額は各社の公表レートを確認してください。市内ベストとの差は10,000円あたり200バーツ前後になる日が多く、10万円なら2,000バーツ前後の差です。
「日本で少しだけ替える」は必要か
空港到着後の交通費と初日分をどう用意するかが論点です。選択肢は三つあります。
- タイの空港の地下階にある民間両替店で必要額だけ替える(推奨。詳細は空港両替のコラム)
- 日本で5,000円分だけ替えておく(安心料として数百円の損)
- カード決済できる配車アプリやタッチ決済対応のエアポートレールリンクで市内へ向かい、現金はホテル近くで替える
日本での両替が必要になるのは、深夜到着でかつ現金しか使えない移動手段を選ぶ場合に限られます。それ以外は、タイ到着後に替える方が有利です。
現金を持ち歩きたくないなら、Wiseカードという選択肢
現金をどれだけ持ち込むか
持ち込む円の額は「現金でしか払えない支出」から逆算します。屋台・市場・タクシーのメーター払い・小さな商店は現金が基本です。ホテル・デパート・チェーン店・配車アプリはカードで払えます。
- 数日の滞在: 1日あたり2,000〜3,000バーツ相当の現金があれば困りません
- 残りはカード決済かデビットカードの現地ATM引き出しに回す
- 円の額面は気にしなくて構いません。多くの店は1万円札と5千円札を同じレートで買い取ります。それより紙幣の状態(折れ・破れ・落書きがないこと)が重要です(詳細は額面別レートのコラム)
バーツの現金はタイ到着後に替える。空港では交通費と初日分、まとまった額は市内のレートの良い店で。今日の市内ベストはマックス エクスチェンジ 本店の0.2141で、10,000円が 2,141 ฿ になります。
出発前に確認しておくこと
- 認可を受けた両替店は、少額でもほぼ例外なくパスポート原本の提示を求めます。ホテルに置いたまま出かけると両替できません
- 紙幣は折れ・破れ・落書きのないものを用意します。状態の悪い紙幣は受け取りを断られることがあります
- 両替店のレートは日中に更新されます。当サイトは15分ごとに公表レートを取得しているので、到着日の朝にバンコクのレート比較を見れば当日の水準が分かります
よくある質問
日本の空港両替店の公表レートで計算すると、タイの市内ベストより受取額が1割前後少ないのが通例です。まとまった額はタイに着いてから替える方が有利です。
必須ではありません。タイの空港の地下階にある民間両替店で必要額だけ替えれば足ります。深夜到着で現金しか使えない移動手段を選ぶ場合に限り、5,000円分ほど日本で替えておく選択肢があります。
屋台・市場・タクシー・小さな商店は現金が基本なので、1日あたり2,000〜3,000バーツ相当を目安にし、残りはカード決済やデビットカードの現地ATM引き出しに回します。
本記事のレート・受取額は当サイトが各両替店の公表レートを15分ごとに機械取得したデータから自動計算しています。 データの出典と更新方法