現金 vs Wise・Revolut・クレジットカード・ATM。受取額で総合比較
タイでの支払い手段6つ(現金両替・空港両替・Wise・Revolut・クレジットカード・ATM引き出し)を同じ金額の受取額で比較。各手段の手数料の仕組みと、滞在日数・使い方別の組み合わせ方。
- 1仲値に近い順に、現金両替(市内ベスト) ≒ Revolut(平日・月30万円まで) ≒ Wise > クレジットカード(1.6〜3.63%) > ATM引き出し
- 2今日の10,000円の現金両替ベストは2,141 ฿(マックス エクスチェンジ 本店)
- 3現金と送金サービス系カード(Wise/Revolut)の二本立てが、手数料と安全のバランスで無理がない。カード決済は必ずタイバーツ建てを選ぶ
タイで使えるお金の形は、現金だけではありません。デビットカード型の送金サービス(Wise・Revolut)、クレジットカード、現地ATMの引き出しを組み合わせるのが今の標準です。ここでは同じ10,000円を各手段で使ったときの受取額(相当額)を今日のレートで並べ、手数料の仕組みを整理します。
実データに基づく現時点のベストレート
Happy Rich(スワンナプーム空港内)
カード残高をバーツに両替した額(仲値 − 両替手数料0.73%の概算)。現金が必要な場合は現地ATMで別途利用料 ฿250前後
カード残高をバーツに両替した額(仲値 − 平日0%/週末1%の中間0.5%の概算・月30万円まで)。現金化は現地ATMで別途利用料 ฿250前後
海外事務手数料1.6〜3.63%(中間2.6%)で概算
ATM利用料฿250+カード会社の為替手数料で概算 · 少額を何度も引き出すと不利
表の現金両替は当サイトが取得している民間両替店の今日のベスト、それ以外は各社が公表する手数料体系から算出した概算です。実際の適用レート・手数料は各社の最新の規約を確認してください。
各手段の仕組み
現金両替(市内の民間両替店)
仲値に最も近いレートで替えられる手段です。手数料はレートに含まれ、別途の手数料はありません。弱点は、まとまった現金を持ち歩くこと、両替店の営業時間内に行く必要があること、パスポートの提示が要ることです。
Wise(デビットカード)
仲値レートに、通貨ごとの両替手数料(円からバーツは1%未満。2026年時点で0.73%〜)が乗ります。カード決済はこのレートで行われ、日本のクレジットカードにある海外事務手数料はかかりません。現地ATMの引き出しは、日本発行カードの場合、月25,000円相当までWise側の手数料が無料(2026年5月改定後)。それを超えると1回100円と1.75%がかかります。タイ側の銀行がATM利用料(250バーツ前後。カードブランドによって350バーツの銀行もあります。2024年までは220バーツが標準でした)を別途取るため、引き出しはまとめて回数を減らします。
Revolut(デビットカード)
スタンダードプランは月30万円までの両替が手数料なしの仲値レート、超過分は0.5%(2025年6月に無料枠が75万円から30万円へ縮小)。土曜午前7時から月曜午前8時(日本時間。米国夏時間の期間は1時間前倒しで土曜6時〜月曜7時)の両替には1%の時間外手数料が加わります。月30万円までなら、平日に両替しておけばWiseより有利です。
クレジットカード
国際ブランドのレートに、カード会社の海外事務手数料が上乗せされます。2026年時点では1.60%(JCBが自社発行するカードなど)から3.63%(楽天カード・三井住友カードなど)まで幅があり、近年は引き上げが続いています。同じJCBブランドでも発行会社によって3%台になるカードがあるので、手元のカードの規約で確認します。店頭で「日本円で払うか」と聞かれたら必ずタイバーツ建てを選びます。円建て(DCC)は店側の独自レートが使われ、さらに数%不利になります。
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ATM引き出し(クレジットカードのキャッシング・海外対応デビット)
タイの銀行ATMは海外発行カードの引き出しに250バーツ前後の利用料を課します(カードブランドによって350バーツの銀行もあります。銀行ごとに異なるため、ATM画面の表示で確認してください)。これに日本側のカード会社の手数料か利息が加わります。小額を何度も引き出すと利用料の割合が大きくなるため、引き出すなら上限額(銀行により異なり、おおむね2万バーツ前後)に近い額を1回で。
空港両替
到着ロビーの銀行ブースは市内より不利ですが、地下階の民間両替店は市内に近い水準です。詳しくは空港両替のコラムを参照してください。
現金を持ち歩きたくないなら、Wiseカードという選択肢
使い方別の組み合わせ
- 短期旅行(数日): 現金両替を主軸に、ホテルとデパートはクレジットカード。現金は1日2,000〜3,000バーツ相当を目安に
- 1週間以上・複数都市: WiseかRevolutを主軸に、屋台・市場用の現金を市内の両替店で補充。現地ATMの引き出しは利用料を考えて最小回数に
- 現金をなるべく持ち歩きたくない: Wise/Revolutのカードで決済し、現金は空港の地下階の両替店で交通費分だけ
仲値に近い順に、現金両替(市内ベスト) ≒ Revolut(平日・月30万円まで) ≒ Wise > クレジットカード(1.6〜3.6%) > ATM引き出し。今日の10,000円の現金両替ベストは 2,141 ฿(マックス エクスチェンジ 本店)です。現金と送金サービス系カードの二本立てが、手数料と安全のバランスで最も無理がありません。
Wise・Revolutの手数料・無料枠は改定が続いています。本ページの数値は2026年9月時点の各社公表情報に基づくもので、最新の条件は各社サイトで確認してください。当ページのリンクにはアフィリエイトリンク(PR)が含まれます。
よくある質問
Wiseは仲値レートに0.73%〜の両替手数料が乗ります。市内ベストの現金両替と同水準で、現金を持ち歩かずに済むのが利点です。現地ATMの引き出しはタイの銀行が250バーツ前後の利用料を取るため、回数を減らします。
2026年時点で1.60%(JCBが自社発行するカードなど)から3.63%(楽天カード・三井住友カードなど)まで幅があります。店頭で日本円建て(DCC)を勧められたら、タイバーツ建てを選びます。
タイの銀行ATMは海外発行カードの引き出しに250バーツ前後の利用料を課します(カードブランドによって350バーツの銀行もあります)。これに日本側のカード会社の手数料や利息が加わるため、引き出すなら上限額に近い額を1回で。
本記事のレート・受取額は当サイトが各両替店の公表レートを15分ごとに機械取得したデータから自動計算しています。 データの出典と更新方法